宇宙ビジネス入門 NewSpace革命の全貌 | 石田 真康 |読書感想








宇宙ビジネス入門 NewSpace革命の全貌 | 石田 真康 |読書感想

宇宙ビジネス入門


近年、スペースXやブルーオリジンなどのNEW SPACEと呼ばれる宇宙ベンチャー企業が台頭、
日本でもグーグル・ルナ・Xプラナイズに参加するHAKUTOやホリエモンこと堀江貴文氏が率いる、
インターステラテクノロジズ株式会社など、宇宙ベンチャーに関する話題が盛り上がっています。

そんな2017年の夏に本書は出版され、目まぐるしく変わる宇宙業界をビジネス目線から解説した本になります。
筆者の石田真康さんはA.T.カーニ-プリンシパルで長く経営コンサルティングを手掛けているだけに、
宇宙業界の市場規模やキープレーヤーについて詳細に解説してくれます。

まずは1章で米国や世界の宇宙産業の歴史を解説、国家主導型の宇宙開発から段階的に民営化や産業化に至った流れを辿り、
シリコンバレー業界や異業種からの参戦により、大きく産業構造が変化して行ったのかを理解することができます。

3章の「宇宙企業家たちのビジョン」では、皆が知っているスペースXのイーロン・マスク氏やブルー・オリジンのジェフ・ベゾス氏、
さらにはFace Book創業者のマーク・ザッカーバーグ氏が衛星ビジネスに参入していたり、
グーグル・ルナ・XプラナイズのXプラナイズ財団を運営しているピーターディアマンズ氏など、
今まで知らなかった宇宙企業家の活躍にも筆を割いています。
個人的にはこの章が一番興味深く読めました。

世界の動きだけだなく、6章で日本の宇宙ビジネスも勿論解説、政府が進めている宇宙産業ビジョン2030や、
宇宙政策に関わる宇宙開発戦略本部の解説をしています。
246ページに渡って、広範囲なジャンルを網羅しているので、自分の興味のあった部分を自分でピックアップして、深堀りするなど、宇宙ビジネスに関する辞書的な使い方も大いにアリだと思います。
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[ 2017/09/04 23:54 ] 宇宙・惑星探査 | TB(0) | CM(0)

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