タイガーⅠ戦車(初期型)【1/35】








タイガーⅠ戦車(初期型)【1/35】

タイガーⅠ戦車(初期型)【1/35】

【機体解説】
1941年6月22日、ドイツ軍のソビエト侵攻作戦が開始されてまもなく、ドイツ軍戦車部隊はソビエト軍の重戦車KV-1と新型中戦車T-34に遭遇した。これらの戦車はドイツ軍の戦車師団が装備していたどの戦車よりも優れた性能をもっていたため、ヒットラーは当時開発中であった新重戦車の完成を出来るだけ早めるように命じた。この新型重戦車に要求された性能は、搭載砲では、1,500メートルの距離から100ミりの鋼板を打ち抜くことか出来るように、そして、前面装甲板は同じ威力の砲で同距離から攻撃されても、これに耐えることのできることが条件とされた。

この要求を満す搭載砲として非常に高性能の88ミリ高射砲を改造し適用するように提案された。
この時点において2台の試作車がすでに開発さていた。1台はヘンシェル社デザインの36/40トン戦車、略号VK3601。他の1台はポルシェ案の45トン戦車、略号VK4501であった。
しかし88mm砲搭載のヘンシェル案の砲塔は必要とするタングステン鋼の不足からヒットラーの命令により中止された。

タイガーⅠ戦車(初期型)【1/35】

7台製造されたVK3601の車体の上にポルシェ博士の監督のもとに新たに設計されたクルップ社の88mm砲搭載の砲塔が流用されることになった。
この砲塔は1枚鋼板で成型され、その形は馬蹄のようにカーブしていた。
砲塔の回転部分は185cmであったのに対し、ヘンシェル社の車体VK3601の用砲塔の直径は165cmであった。このためこれに合せるためVK3601の車体は改造を余儀なくさせられた。この改造は車体をさらに広くし、重量は極度に重くなり、略号もVK4501(H)となった。この新しく設計された車体は車体区分から動力伝達装置、転輪にいたるまでVK3601に類似したものであった。この重量のある車体の接地圧を減じるためにキャタピラの幅は52cmから75cmこ広げられ、この幅広いキャタピラに重量がより良く配分されるように各転輪にはトーションバーがとりつけられた。

タイガーⅠ戦車(初期型)【1/35】

VK3601のデザインには、すでに鉄道輸送における制約を考慮して貨車の車両限界がその設計に取り入られていた。
その結果、巨大な重量を支える幅広いキャタピラは貨物輸送の障害がある為、輸送用の狭いキャタピラと戦場用の幅広いキャタピラの二種が使用されることになり、これはそのままVK4501(H)の車体の設計にも取り入れられた。
VK4501(H)とVK4501(p)の原型の試験競技はラステンブルグにおぃて1942年4月20日ヒットラーの誕生日に彼の面前でおこなわれた。
この結果ヘンシェル案の方が優秀であると断定され、生産命令が下った。
これが名高いタイガーI重戦車である。
一方ポルシェ案VK4501(p)はヘンシェル案VK4501(H)が採用されない場合のことも考慮され90台の車体がすでに生産されてたのでこれはただちに自走砲に活用されることに決定した。これが88mmL/7Iを塔載した重駆逐戦車エレファントと呼ぱれ、1943年より戦闘に参加した。

タイガーⅠ戦車(初期型)【1/35】

実際のタイガーIの生産は1942年8月より月産12台の割合で始まった。しかしヒットラーの主張により1942年11月迄には月産25台にまで引き上げられた。この増産計画は益々促進され1944年4月には月産104台となり1944年8月迄にプロトタイプまで含めて総計1355台が生産された。

当初より、タイガーI型の大きさと重量は河を渡るときの困難が予想された。ドイツ国内に於いてすらその重量に耐えるような橋は数多くはなかったからである。
従ってその基本設計には深さ4m迄の水深の河の底を潜水して渡河出来ることが必要条件となっていた。潜水の為の防水装置は砲塔をはじめ、全てのハッチやベンチレーターにほどこされ、水面下においてのエンジンの冷却装置も考慮された。そして水中においての空気の取り入れは車体後部のエンジン上部にある折りたたみ式の太い円筒を使用したシュノーケル装置が取りつけられた。

この装置付のタイガーは初期生産の495台だけである、後期のタイガーIではこの複雑な装置を廃止し、構造の単純化をはかり、生産台数をより上げることになった。
これにより最深渡河能力は120cmとなった。

→模型完成品ギャラリーへ戻る
→ブログ最新記事へ

関連記事
[ 2010/11/28 23:20 ] 模型・プラモ | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://masasidayo.blog100.fc2.com/tb.php/189-fc977beb