火星展に行きました「火星―ウソカラデタマコト」 東京大学総合研究博物館








火星展に行きました「火星―ウソカラデタマコト」 東京大学総合研究博物館

さる10月30日(土)に東京大学総合研究博物館で行われている火星展に行ってきました。
火星探査車スピリットとオポチュニティのミニカーを購入のエントリーでも書きましたが、6月の「はやぶさ」の
地球帰還より、宇宙モノがマイブームになっており、ニコニコ動画の宇宙関連動画や専門誌を読み漁る日々です。

そんな中、東大で火星をテーマにした特別展示会が7月24日から10月30日までの期間で行われているといるので、
台風が接近する中、東京都文京区の東京大学本郷キャンパスまで足を運んでみました。

実は私、8月18日に一度訪れているので、二回目になります。その時はデジカメを持っていなく、
携帯のカメラでしか写真を撮れなかったので、そのリベンジを兼ねています。

火星展に行きました「火星―ウソカラデタマコト」 東京大学総合研究博物館

地下鉄大江戸線本郷三丁目駅。自宅の座間から東京大学のある本郷キャンパスまで一時間でした。

IMG_2719.jpg

有名な赤門を通ると遠回りになってしまうので、懐徳門(かいとくもん)から東大に入ります。

火星展に行きました「火星―ウソカラデタマコト」 東京大学総合研究博物館

東京大学総合研究博物館入り口。雨の日にも関わらず、人が多くいて驚きました。

入り口の前になんと火星探査機「のぞみ」PLANET-Bの実物大模型が置かれています。

入り口の前になんと火星探査機「のぞみ」PLANET-Bの実物大模型が置かれています。

のぞみ熱試験機解説文より引用

 「のぞみ(PLANET-B)」は、宇宙科学研究所が1998年にM-Vロケット3号機で打ち上げた、日本初の
火星探査機であった。火星大気は現在では希薄であるが、火星が誕生したころは濃かった(厚かった)
と考えられる。
その変化の歴史をひもとく重要な鍵が「大気散逸」と呼ばれる現象で、「のぞみ」はその素過程の数々を
火星周回軌道で観測することを目指していた。しかし残念ながら、火星への飛行中に幾多のトラブル
に見舞われ、2003年12月に火星に接近しながらもその周回軌道に入ることを断念した。
ここに展示されているのは「のぞみ」開発中にその熱試験用に製作されたモデルで、衛星の構造などは
実際の飛翔モデルと同等である。
日本が一度だけ行った火星への挑戦の生き証人として、またその失敗から得た教訓が続く月惑星探査
を成功へ導いてきたという意味で「我々の教師」としてここに展示するものである。

火星探査機「のぞみ」PLANET-Bパネル写真

意外と小さい。1/32で自作出来そう。モデラー魂がうずきます。

展内では、火星探査に纏わる歴史紹介だけでなく、次期火星探査計画4案の人気投票もあります

展内では、火星探査に纏わる歴史紹介だけでなく、次期火星探査計画4案の人気投票が行われて
います。なんでも「計画立案に一般市民の意見を反映させる初の試み」だとか。

ちなみに案は

A案-探査車による表面の地質調査
B案-探査車による表面での生命探査
C案-大気中での試料採取と帰還
D案-複数の着陸機による地下探査

の4つになっています。


侵略宇宙人モノの原点こと『宇宙戦争』の初版!

侵略宇宙人モノの原点こと『宇宙戦争』の初版!イギリスの作家H・G・ウェルズが1898年に発表した
SF小説でタコ型宇宙人のイメージはここから作られました。
2005年にはスピルバーグの「宇宙戦争」リメイク映画されています。

そういえば10月30日は、アメリカのCBSネットワークで「宇宙戦争」がラジオドラマとして放送され、
全米で大パニックを引き起こした日でもあります。今から72年前の話ですが。


火星探査機「のぞみ」に続く惑星探査機、「あかつき」(PLANET-C)の模型も展示。

火星探査機「のぞみ」に続く惑星探査機、「あかつき」(PLANET-C)の模型も展示。
こっちも自作したいなー

火星展に行きました「火星―ウソカラデタマコト」 東京大学総合研究博物館

東大の展示だけあってパネルに字がぎっちぎちに満載。でも見学者の多くは必死に読んでいます。


れが今回の展示で私が一番見たかった知る人は知る、あの伝説の隕石「ALH84001」の破片
これが今回の展示で私が一番見たかった「ALH84001」の破片

火星生命の証拠?ALH84001解説文より引用

ALH84001は1984年にアメリカの南極観測隊によって発見された重さ約1,9キログラムの隕石で
ある。最初は小惑星起源の隕石と考えられていたが、1993年に火星起源と判明した。


結晶化年代が約41億年前の火星創世記の岩石であり,その後の何回もの衝撃によって角レキ化
している。マグマが冷えて固まってできた岩石であるが、大きな破片の隙間の細かい割れ目の
部分に炭酸塩と呼ばれる鉱物が存在しているのが他の火星隕石には見られない大きな特徴である。

角レキ化が起こったのは約40億年前と見積もられている。この隕石が有名になったのは、
1996年にNASAの研究者らが火星にかつて存在した生命の痕跡発見したと発表したことに
よる。この隕石の炭酸塩鉱物の部分を高分解能の電子顕微鏡で観察、分析すると走磁性バクテリア
が作り出すのと似た形の磁鉄鉱があること、バクテリアに似た形状を持ったた形態が存在すること、
そしてその部分に有機物が凝縮していることから,これらを生命の痕跡と考えたたのであった。


これが今回の展示で私が一番見たかった知る人は知る、あの伝説の隕石「ALH84001」の破片

しかし、この説に対しては多くの反論が出されており、発表から15年近くたった現在でも学会が
論争が続いている。現在ではこれらの証拠のうちの一つ「磁鉄鉱の存在」のみが、賛成派にとっ
ては拠り所として残っており、さらに詳細な分析によって、より詳細な分析によっ、より強固な
証拠になったと主張している。

一方で、反対派は生物が関与していなくてもすべての観察事実をうまく説明できて、 ALH84001の
形成史ともよく一致するとしている。しかし,生命存在の有無にかかわらず,古い年代を持っている
ALH84001に炭酸塩鉱物が多く見られる事実は,太古の火星には水が豊富に存在していたことを示唆
しており、ほとんど風化の影響の見られない若い火星隕石とは対照的である。(協力:東京大学・三河内岳助教授)
                            
火星展に行きました「火星―ウソカラデタマコト」 東京大学総合研究博物館          
日本製の火星探査ローバーも展示。

ああ、スクリーンにオポチュニティの動画が。いやあこの動画本当に色々な所で使いまわされるな。
ああ、スクリーンにオポチュニティの動画が。いやあこの動画本当に色々な所で使いまわされるな。


最後に次期火星探査計画4案の人気投票をしてきました。

最後に次期火星探査計画4案の人気投票をしてきました。
ちなみに私はC案-大気中での試料採取と帰還に投票。


計画が実施されるのは2020年代になってから、とのこと。
近い未来が楽しみでしょうがないです。


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[ 2010/10/31 23:53 ] 日記 | TB(0) | CM(2)

衛星もいいけどロケットもおもしろいぞ
[ 2010/11/03 23:42 ] [ 編集 ]

Re: タイトルなし

> 衛星もいいけどロケットもおもしろいぞ

コメントありがとうございます。

最近ではロケットにも興味が湧いています。
日本のロケットを詳しく特集した本とかないですかね?

[ 2010/11/06 09:34 ] [ 編集 ]

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